1960年代頃のお仕立てコート
戦後の高度成長期真っ只中の日本において、お仕立てをしてくれるテイラー専門店の存在は重要なものでした
お出かけ着や冠婚葬祭時のフォーマル着など、人生の門出には欠かせない一張羅を仕立ててもらいに、人々は出向いたそうです
日本のテイラー職人の技術力は高く、舶来(インポート)の生地やボタンを選ぶところから始まり、出来上がりをさぞや楽しみに待ったことでしょう
こちらは鈍いラメ糸が織り込まれた楕円状ドット柄生地で、大ボタンが1950年ルックの名残りを感じさせるシックなコートです
裏地は背抜き仕様、張りがあり上質で軽い素材なので春秋兼用でお使い頂けます
日本製
裏地あり(背抜き)
生地 おそらくウール
カラー 黒ベースに鈍い光沢のあるラメドット織り
室内撮影で暗く写る場合もあるので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 40cm身幅 58cm
着丈 91cm
袖丈 48cm
Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号ですコンディション
画像のような繊維の飛び出しが数か所あります(引きつれのような感じ)
若干の使用感がありますが、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います