1950年代頃のジャケット
古いシャトー(お城)に住まわれていたマダムから引き取った物だそうです
中国式庭園柄の織り模様がおぼろげに浮かび上がる、気品高いシルク地
おそらく、ハンドメイドもしくはお仕立て物でしょう
この時代のニュールックスタイルをベースにしつつも、持ち主のマダムの趣味の良さが偲ばれる、19世紀末風の東洋趣味の影響を感じさせます
ウエスト下にかけて末広がりになった生地を接ぎ合わせることにより、バッスルラインを思わせる大変優雅なシルエットを生んでいます
着丈も後方がやや長めで、ラウンドを帯びた美しい曲線は女性の体の丸みを強調しているかのよう
シノワズリムード漂う刺繍、袖先に向けて細くなったシルエットがエレガントの極みで、袖を通すと仕立てのよさがよく分かります
フロント、袖口には共布のくるみボタンが使われております
肩パット入り
裏地あり
生地 シルクカラー 淡い緑や紫味を帯びたシルバーベースのグラデーション
サイズ実寸は平置きで肩幅 36cm身幅 45cm
ウエストくびれ部分 37cm 着丈 66cm
袖丈 58cm
Sくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号ですコンディション
シルクの裏地が全体的に痛んでおります。袖を通される際には指が引っかからないよう注意されて下さい
使用感がありますが、表地には致命的なダメージはありません
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