1950年代頃のオペラコート
「aux Chrysanthemes(菊とともに)」とのロマンティックなテイラータグから、パリやディジョン等フランス各地にメゾンを構えた仕立て屋によるものかと思われます
贅沢なふくれ織りのよさを最大限に生かす控えめなAラインが、なんともフレンチシック!
薔薇もしくは菊のようにも見える美しい造形ボタンからも、パリモードが復活した戦後の豊かさが感じられます
外出時は手袋を着用するのがお洒落とされた最後の時代、手袋を引き立たせるための八部袖丈もクラシカルなアクセント
古いコートの中では比較的軽めで、春や秋にもお召し頂けそうな生地感です
普段着はもちろん、フォーマルの場にもふさわしい品格あるコートです
裾付近に1cm程度のリペアあり
若干の使用感がありますが、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
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