(全商品:602点)
1950年代頃のオペラコート
「aux Chrysanthemes(菊とともに)」とのロマンティックなテイラータグから、パリやディジョン等フランス各地にメゾンを構えた仕立て屋によるものかと思われます
贅沢なふくれ織りのよさを最大限に生かす控えめなAラインが、なんともフレンチシック!
薔薇もしくは菊のようにも見える美しい造形ボタンからも、パリモードが復活した戦後の豊かさが感じられます
外出時は手袋を着用するのがお洒落とされた最後の時代、手袋を引き立たせるための八部袖丈もクラシカルなアクセント
古いコートの中では比較的軽めで、春や秋にもお召し頂けそうな生地感です
普段着はもちろん、フォーマルの場にもふさわしい品格あるコートです
裾付近に1cm程度のリペアあり
若干の使用感がありますが、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
他の画像にてご確認下さい
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◇商品背景◇
1920年代のフラッパーたちが羽織ったような、シノワズリの魅力あふれるコート
通称マンダリンコートと呼ばれ、清朝時代の上級官が着ていたシルエットを模したものとされています
裏表共におそらく総シルク地を用いられ、襟元や袖口・裾には機械刺繍ながら草花文様が施されており、現代もののお土産用チャイナ服とは一線を画す佇まい
朱赤ベースの竹梅菊織り生地ベースに白黒トリミングがダイナミック!
詳しい製作年代は分かりかねますが、おそらく1980年代以前のものかと思われます
◇商品について◇
レディース仕様
フロントは組み紐が5組ついております
裏地あり
生地:おそらくシルク
カラー:朱赤×白、黒のトリミング
※屋外撮影の画像は明るめに写っております。屋内での撮影画像が実物に近い色です
◇サイズ◇
表記S
コムデギャルソン/2003SS「エクストリームアンバランスメント」コレクションを象徴するねじり編みモチーフが圧巻のジャケットです!
ジャパニーズモードを常に牽引してきたギャルソンならでは、唯一無二の存在感は世界中のファンを魅了します
コットン地を何層にも重ね、ねじり結び編むという複雑な工程により構築された、大変凝ったつくりです
バックシルエットはセンターベントのみ、切りっぱなしにロックミシンをかけたのみの端の処理もこだわりが感じられます
レディースM表記ですが、サイズが合えばジェンダーレスにてお召し頂けそうです
普段着はもちろん、撮影衣装等にもふさわしい佇まいです
両脇に色褪せがあります(シミではなさそうで、匂いもありません)
1930~50年代頃のシルクブラウス
前立てに広がるボタニカルなアップリケ状の刺繍がモダンかつ上品な印象
スワトウ等カットワーク刺繍の中でも高い技術力が感じられる、丁寧な仕上がりです
前後のタックでほんのりシェイプされたウエストライン
なめらかなシルク生地に、シルク糸ボタンが使われた、大変上品な佇まい
ダブルカフス仕様になっており、お手持ちのカフスボタンを付けてのお洒落も愉しめます
多少の傷シミはありますが、流行や世代を超えてご愛用頂ける、丁寧な手仕事が光る逸品です
※カフスボタンは付属しません
1950~60年代頃のチャイナコート
1920年代のフラッパーたちが羽織ったような、シノワズリの魅力にあふれたコートです
裏表共に総シルク地を用いられ、前立てや襟周りのステッチは現代もののお土産用チャイナ服とは一線を画した香港製カスタムメイドものです
華美な印象が強いチャイナ服ですが、紺ベースのシルクに中国らしい地模様、銀の織り紋様がシック
普段の羽織りものとしてはもちろん、パーティーや撮影衣装としても雰囲気があります
フロントは組み紐が3組ついております
生地 シルク
カラー 紺色ベースにシルバーの菊柄織り紋様
1930年代頃のコート
末広がりにカットされた生地を腰下後ろに複数接ぎ合わせることにより、バッスル状に広がるエレガントなヴィクトリアンシルエットになっております
ポケット部分のボタンは飾りで、前立てのボタン位置がわざと中心から横にずれたアシンメトリーなデザインが前衛的!
丁寧かつ美しい作りから、上級者により仕立てられたものかと思われます
裏地にシミ・擦り傷あり
若干の使用感がありますが、表面は目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
1930代末~40年代頃のコート
横に張り出した肩線からくびれた腰にかけて生まれるXラインから、紳士服仕様の影響を強く感じる時代性が伝わるコートです
ダブルブレスト&ショールカラー仕立てがマスキュリンかつクラシック!
襟とフラップ部分の羊の巻き毛のようなフェイクファー生地がエレガントです
襟とフラップのフェイクファー風生地に数箇所禿げがあります
袖や肩に小さな虫食いあり
裏地にシミ・汚れ・傷が多々あります(匂いはありません)
1910~20年代頃のコート
ジャポニスムの影響を感じさせる、着物の合わせのようなカシュクール仕様です
大きな襟の波打つようなドレープ、レッグオブマトンスリーブを思わせる袖の立体縫製等、今見ても斬新でモダンなデザインが素晴らしいです
アールデコへの移行期を象徴するような羽織りで、実際に着用されるのは勿論、服飾資料としても価値があります
フロントボタン一つと、内側で結ぶリボンにて開閉
ポケットなし
購入先 フランス生地 レーヨン
カラー 黒
室内撮影では色や質感が分かり難いので、屋外撮影の画像もご参照下さい
クラシックスタイルは勿論、撮影衣装等にもお勧めです
また、サイズが合えばジェンダーレスにてお楽しみ頂けます
1950年代頃のコート
袖はやや丸みを帯びた立体裁断になっており、レディーライクな女性像が好まれた時代性を感じます
襟にミンクファーがあしらわれた、当時流行のエレガントなデザイン
ポケットのラウンドデザインと木のようなプラスチックボタンもアクセントです
ファーは取り外し不可
アメリカ製
購入先 フランス生地 ウール
襟 リアルミンクファー
カラー こげ茶
サイズ平置き実寸肩幅 38cm身幅 53cm着丈 102cm袖丈 56cm
Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号ですコンディション
裂けではないかと思いますが、ファーのつなぎ目部分が若干浮いております(2箇所)
裏地に色褪せあり
裏地脇部分にリペア、裾付近に破れあり
他の画像
エドワーディアン期のブラウス
1900年代初頭頃の、所謂部屋着の類ではないかと思われます
コーミングジャケットやドレッシングジャケット等と呼ばれた身支度をする際の羽織りに似ていますが、現代ならば羽織りとしてご着用頂いても素敵です
エドワーディアン期にたまに見られる大きめのセーラー襟など、フェミニン過ぎない趣向が通好み
コットンベースの部屋着が多い中、生成りのチュールベースは珍しく、おそらく中流階級以上の趣味の良い方のものであったことが推測されます
胸元や襟、袖口に施された厚みのあるコード刺繍、編みボタン等…フレンチアンティークの手仕事の魅力が存分に伝わる素晴らしさです!
丁寧に扱って頂ければまだまだ実際に着用は可能ですし、コレクションや服飾資料としても価値があると思います
生地 細番手織りの(おそらく)薄手コットンチュール
カラー 生成り
サイズ平置き実寸(自然に置いた状態で)肩幅 約42cm身幅 約54cm
着丈 44cm
袖丈 37cm
脇ぐりの作りがやや細いので、XS~Sくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
両袖にシミあり
襟や胸付近に薄いシミあり
脇にリペア跡あり
裾付近に画像のような小さな破れが多々あります
使用感がありますが、致命的なダメージはなく経年の割には着用可能な状態を保っているかと思います
アストラカンファーの毛並みを思わせるふくれ織りウールを贅沢に使用した、パリモードが復活した戦後の豊かさが感じられるコートです
生地のよさを最大限に生かす控えめなAラインにダブルブレスト・ショールカラーが、マスキュリン&フェミニン!
U字切替え&ボタン仕様のセンターベントがテイルコートを思わせる、大変凝ったバックシルエットです
後ろ身頃のドルマンスリーブ状脇縫製から、女性の身体の丸みを誇張した時代感が伝わります
ポケット間口に若干の毛羽立ちあり
他にも若干の毛羽立ちや繊維の飛び出しが数か所みられます
1940~50年代頃のコート
贅沢な花柄の織り生地に、フロントのアールデコスタイルパイピング切替が珍しいデザイン
裏地に手縫い部分も多いことから、おそらく職人により丁寧に仕立てられたものかと推測されます
袖のカッティングやイタリアンカラー風の小振りな襟など、随所にちりばめられたロマンティックさが堪りません!
フロントフック2つで開閉
購入先:フランス
生地:不明(鈍い光沢、高級感ある織り生地)
カラー:アンティークローズベースに薄ピンク・アイボリー・ミントの草花模様
1900~10年代頃のウールジャケット
ヴィクトリア女王が長く喪に服していたヴィクトリア期の流行の名残を思わせる、黒一色に花刺繍がシックなジャケットです
スタンドカラーに胸元のタック、飾りボタンがエレガント
コルセットから女性が解放されつつあった時代のものと推測され、1800年代に比べるとウエストに多少ゆとりがみられます
素朴なコットンの裏地とのコントラストも、大変面白いと思います
一世紀以上経過したアンティークにしては、奇跡的に良い状態を保っております
丁寧に扱えば着用も可能ですし、実際着用せずとも服飾の歴史資料やコレクションとしての価値もあると思います
裏地あり(コットン)
購入先 フランス生地 ウール 胸当て部分はシルク
サイズ
1930年代頃のブラウス
古いシャトー(お城)に住まわれていたマダムから引き取った物だそうです
最高級の細番手綿糸を使った、張りある綿ローンのシャリ感が贅沢
おそらく、ハンドメイドもしくはお仕立て物でしょう
胸元のオリエンタルな刺繍やフロント・袖の足つきパールボタン等細部にわたり凝っており、持ち主であったマダムの趣味の良さが偲ばれます
シノワズリムード漂う刺繍、袖に寄せられたたっぷりのギャザーがエレガントの極みで、羽織りブラウスとしてもお使い頂けそうです
敢えてのデザインかと思われますが、袖がトルネード状にねじられたつくりとなっております
実際着用してみると、ねじれは気にならず、寧ろ腕を曲げやすくかつ美しいフォルムが生まれます
購入先 フランス生地 綿ローンカラー 淡い生成りベースサイズ実寸は平置きで肩幅 38cm身幅 45cm着丈 62cm
生地の性質上、サイズを正確に測るのが難しい為、プラスマイナス多少の誤差はご了承下さい
S~Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
両脇にうっすらとシミあり(匂いはありません)
背中・腕にシミあり
若干の使用感がありますが、致命的なダメージはなく状態は良い方かと思います
店舗販売、また電話やメールでのお問い合わせで時間差で売り切れる場合がありますのでご了承下さい
採寸についてパンツのウエストは平置き×2で記載しております
1960~70年代頃のお仕立てコート
シルクリボンを編みこみ、格子柄に仕立てた大変手の込んだ生地が使われています
現代でこの生地を再現し、コートに仕立ててもらったなら相当な額になるでしょう
シルクリボン独特の鈍い光沢、ツイードコートとは異なる軽やかさと高級感が漂います
デザイン性は高いのですが、あえて普段着としてサラリと羽織ると素敵です
裏地なし
カラー 紺色ベースに青・紫・グレーの格子柄で、光の当たり具合でシルバー味を帯びて見えたりします
1960年代頃のマント
英国ウェールズの伝統工芸毛織物のタペストリー織りを用いた、厳粛かつ伝統的な雰囲気のマントです
ウェールズ政府の品質保証であるドラゴンマークのタグ付きで、1960~70年代頃にこの地方のタペストリー物は大流行したようです
マントという響きだけで郷愁を誘い魅力的ですが、目の詰まった重厚感あるタペストリー織りの色合いの美しさは格別です!
ひざ下まですっぽり隠れるほど贅沢にタペストリー生地を使用できた最後の時代の服飾遺産とも言えそうです
コートなどの上から羽織るのも素敵だと思います
ウールにありがちな虫食いなどもほとんど見受けられず、スペシャルな逸品と申しても過言ではないと思われます
生地 ウール
カラー カーキグリーン×サーモンオレンジ×赤×緑
サイズ平置き実寸
着丈 113cm
レディースS~M相当多少の誤差はご了承下さい
トップボタンのみ交換されており、種類が異なります
若干の使用感がありますが、目立ったシミ傷等なく状態は良い方かと思います
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