(全商品:644点)
1960~70年代頃のお仕立てコート
戦後の高度成長期真っ只中の日本において、お仕立てをしてくれるテイラー専門店の存在は重要なものでした
お出かけ着や冠婚葬祭時のフォーマル着など、人生の門出には欠かせない一張羅を仕立ててもらいに、人々は出向いたそうです
日本のテイラー職人の技術力は高く、舶来(インポート)の生地やボタンを選ぶところから始まり、出来上がりをさぞや楽しみに待ったことでしょう
こちらは、ラメ糸が織り込まれた大きなドット柄に時代感を感じる、シック&ポップなコートです
ビッグイタリアンカラーに大ボタンが1950年ルックの名残りを感じさせます
裏地は背抜き仕様、張りがあり上質で軽い素材なので春秋兼用でお使い頂けます
日本製
裏地あり(背抜き)
生地 不明(おそらく化繊混ウール)
カラー 濃いめのチャコールグレーベースにラメグレーのドット織り
室内撮影で暗く写る場合もあるので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 37cm身幅 54cm
着丈 94cm
袖丈 49cm
Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号ですコンディション
画像のような繊維の飛び出しが数か所あります(引きつれのような感じ)
ボタンが一つ欠損しております
若干の使用感がありますが、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
1960年代頃のお仕立てコート
こちらは鈍いラメ糸が織り込まれた楕円状ドット柄生地で、大ボタンが1950年ルックの名残りを感じさせるシックなコートです
生地 おそらくウール
カラー 黒ベースに鈍い光沢のあるラメドット織り
室内撮影で暗く写る場合もあるので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 40cm身幅 58cm
着丈 91cm
袖丈 48cm
1970~80年代頃の東欧風ボレロジャケット
1960年代末創業、ヴィンテージライクなデザインに定評があるフレンチブランド:Rene Derhyのボレロです
東欧の民族衣装を思わせる胸周りの刺繍がノスタルジック
キルティングステッチにパフスリーブ、思い切ったボレロ丈が時代性を感じさせます
簡単に縫い付けられた肩パットあり
生地は二重ですが裏地はありません
生地 コットン・レーヨン混カラー 黒ベースに赤・緑・緑の刺繍
サイズ実寸は平置きで(自然な状態)肩幅 約39cm身幅 53cm
着丈 36cm
袖丈 57cm
表記はSですが、着用感はMくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
腕と背中にステッチのほつれあり
若干の使用感がありますが、致命的なダメージはなく状態は良い方かと思います
他の画像にてご確認下さい
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他の画像
ベルギー製のバテンレースブラウス
「Handmade Belgian Lace」との表記より、ベルギー製のハンドメイドレースが使われたブラウスであることが推察されます
光沢や質感からするとおそらく化繊ではありますが、丁寧に手つなぎされたバテンレースが大変美しい陰影を醸し出しております!
スカラップの裾や襟、全体には花紋様、背中にはより細かな紋様が浮かび上がり、眺めているだけでもうっとり致します
フロントはスナップボタンですので、そのまま留めればブラウスに、開けて羽織ればカーディガンジャケットとしてもお使い頂けます
1970~80年代頃の物かと思われますが、1950年代スタイルを彷彿とさせるエレガントなシルエットです
普段使いはもちろん、フォーマルやパーティー着としても華やかです
購入先 フランス
生地 おそらく化繊(素材表記無し)
カラー 生成り
サイズ平置き実寸肩幅 39cm身幅 44cm
着丈 51cm
袖丈 50cm
Sくらいかと思います
多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号です
1930年代頃のブラウス
丸襟と、この時代特有のパフ袖の形状が清楚で可愛らしいです
フロントに縦に並んだドットの刺繍やカットワークが凝ったつくりになっています
20世紀初頭頃のアンティークケープ
かぎ針にて手編みし作られたであろう、小振りのケープです
あえてのデザインなのか編み間違えたのか下段のスカラップが左右非対称になっているのも面白みを感じさせます
アストラカンファーのような風合いに見える箇所もあり、趣のあるシックな佇まいです
首元にボタン一つあり
生地 ウールカラー 黒
室内撮影では色や質感が分かり難いので、屋外撮影の画像もご参照下さい
サイズ
着丈 約35~40cm
ほぼフリーサイズで対応できるかと思いますが、バランス的にはS~Mくらいの方に良いです多少の誤差はご了承下さい
糸の飛び出しが多数あり、所々にわかりにくいですがリペア跡があります
使用感がありますが、致命的なダメージはありません
店舗販売、また電話やメールでのお問い合わせで時間差で売り切れる場合がありますのでご了承下さい
採寸についてパンツのウエストは平置き×2で記載しております
1900~1910年代頃のブラウス
エドワーディアン~ポール・ポワレの時代の境くらいでしょうか
まだコルセットを必要としていた時代の、スワトウ刺繍が清楚な印象のブラウスです
丸く立体的な糸のボタン、セーラー風の襟、肘下が細めに作られたシルエットなど現代にはない優雅さがあります
ウエストフックを留めると細身ですが、留めずに着たり、羽織としても着て頂けます
購入先 フランス生地 薄いガーゼ状コットンカラー 白サイズ実寸は平置きで肩幅 38cm身幅 48cm着丈 46cm
ウエスト 32cm(フックを留めた状態で) 袖丈 63cm
Sくらいかと思います(ウエストのフックを留めなければMくらい)多少の誤差はご了承下さい
トルソーは7号ですコンディション
襟後ろにシミあり
胸付近に薄いシミあり
後ろ襟付け根付近にリペアがありますが隠れます
ボタンホール隣り付近と右袖口、裾後ろに小さなリペアあり
右袖付近に小さなシミが多々あります
両袖ボタンがそれぞれ2個ずつ欠損
使用感がありますが、致命的なダメージはなく生地もまだまだ丈夫です
推定1950代以前
所謂チャーチスモックと呼ばれる、教会への礼拝時に着用したブラウスです
普段着としてお召し頂けるフレンチシックな佇まいが魅力的で、流行や世代を超えて人気があります
首元に寄せられた細かなギャザー、裾のクロシェレース使いなど、一見シンプルながら凝ったディティールが魅力的!
トルネード状切り替えの袖が斬新なタートルネックセーター
戦後1950年代以降、急速に発達した家庭用編み機により編まれた手作り作品
熟練になると、手編みに比べ複雑な柄が編めるため、1970年代頃をピークに家庭用編み機の人気が高まりました
所謂手編みと、工場での機械編みの良さを併せ持ったハイブリッド型とも呼べ、着る人を想定しながら作る過程には作り手のぬくもりが感じられます
こちらは、中々お見掛けしないような柄と袖がねじれたデザインがユニークで、クラシックな着こなしのアクセントやモードな装いの主役となりうる存在感
ノルディックセーターのような素朴さとアヴァンギャルドさが見事にマッチしております
こちらは近年作られたものと思われますが、裾リブ一部に切込みが入れられていたり、ドルマンスリーブになっていたりと作り手のセンスの良さがうかがえます
編み機で編むため裏側が複雑な作りとなっており、袖を通す際に多少引っ掛かりにご注意頂く必要がありますが、着てみると暖かいです
未使用品
ハンドメイドの為、糸の飛び出しが所々あります
他の画像もご覧になって下さい
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フィリグリー(金銀線細工)のブレスレット
驚くほど細い銀線を立体的に成形し、透かし柄に仕上げるフィリグリー細工
銀製品を得意とする、イギリスらしい荘厳なジュエリーと言えましょう(製造国は様々です)
古い年代ほど精巧なつくりのものも多く、熟練職人ならではの高い技術力が光ります
シルバー800・925を使用されているものが多いのですが、デザイン上刻印が打てないものも多いとのこと
こちらのブレスレットは1920~30年代のアール・デコ期のもので、羽根やシダ植物のような抽象的な紋様がモダンな印象です
留め具は細いスティックを差し込み固定する、古い時代に見られる仕様です
※アクセサリーケースは付属しません
◇商品の仕様◇
購入先:イギリス
材質:刻印はありませんが、ディーラーによるとシルバーとのこと
重さ:10g
長さ:約17.5cm
パーツの大きさは定規比較画像をご参照ください
◇コンディション◇
若干のくすみや緑錆あり
推定1930年代頃
ペリドット色のチェコガラスがシックな、アールデコ期らしい幻想的なネックレス
逆三角形に下がる精巧に多面カットされたチェコガラスが首元を美しく魅せてくれます
胸元にマスカットが浮かぶような様は、さりげなくも装飾性の高さを感じさせます
煌めきが強いジュエリーは苦手といった方にもおすすめ、マットな金古美の細いチェーンベースで肌なじみがよいです
普段づかいはもちろん、フォーマル・ブライダルシーンにも映えそうです
※アクセサリーケース等付属しません
◇商品について◇
材質:ガラス×メタル
カラー:ペリドット色
長さ:約40cm
(参考:マネキンの首周り約33~34cm)
パーツの大きさは定規比較の画像をご参照ください多少の誤差はご了承ください
目立ったダメージはありません
推定1950年代頃
ステッチ刺繍がノスタルジックなリネンブラウス
なんと素朴な風景でしょうか、男女が庭仕事にいそしむ様子がほのぼのと笑顔を誘います!
風になびくやや薄手のリネン素材が、肌に心地よく涼し気
ふくらみのあるステッチ刺繍からは暖かみが伝わり、一点もののヴィンテージの醍醐味が感じられる逸品
詰まった首元を彩るボウタイ、凝ったボタンなど1950年代らしい清楚さが魅力的です
推定1950~60年代頃
こちらのブレスレットは、雪の結晶の華のように華奢なモチーフが幻想的です
シルバー800刻印あり、Rolled Goldだったのでしょうか、部分的に柔らかな金色が残っております
留め具は差し込み式で、つまみを押しながら抜く仕様
ブレスレットの中ではやや長めです
材質:シルバー800
重さ:13g
長さ:約20.5cm
1930年代頃のハンドメイドブラウス
肩にかけ施されたスカラップ状の切り替えに、エレガントな女性らしさが回帰した時代性を感じます
張りのあるコットンに施された格子状のカットワークが可憐な印象
控えめな襟に貝ボタンがフレンチシックで、当時の手仕事のぬくもりが伝わるブラウスです
購入先 フランス生地 コットン
カラー 白
1943年製
イギリスで買い付けたネーム入りのオーダーメイドジャケットです
紳士のテイラー度やツイード織りの本場:英国らしい、丁寧なお仕立て
上流階級の間では、19世紀末頃より乗馬の際などのスポーツ着としてジャケットは着られ始めておりましたが、本格的に流行したのは1920年代のココ・シャネルの登場以降でしょう
こちらは緑や赤等の粒状ネップが織り込まれた、ノスタルジックさが魅力的です
肩パットの入ったXラインや詰まった襟元が質実剛健的な軍服を彷彿とさせ、第二次大戦中の時代感を感じさせます
メンズライクな着こなしがお好きな方にお勧めです
肩パット入り
裏地あり
購入先 イギリス
生地 ウール
カラー やや緑味を帯びたグレーベースのネップツイード
サイズ平置き実寸肩幅 36cm身幅 43cm
ウエストくびれ 37cm
着丈 62cm
袖丈 58cm
Sくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
お腹付近に小さな傷あり
ポケット間口、袖口にリペアあり
裏地の背中、アームホール付近にシミや変色あり(臭いはありません)
使用感がありますが、目立ったダメージはありません
他の画像にてご確認ください
19世紀末頃のインタリオリング
かつて蝋で封を閉じる際に用いられたというシーリングスタンプ…こちらは指輪と一体化した「シールリング」と呼ばれるものです
オニキス等の天然石をベースに、イニシャルや紋章、人物の横顔・動物など当時の持ち主の趣味や家柄が反映されたモチーフが彫り込まれたとのこと
こちらは女性と思しき横顔が彫り込まれており、台座の装飾はヴィクトリアン期らしく荘厳さや重厚さが感じられます
どんな思いを込め、封印なされたのか…想像するのもまた、楽しいもの
クラシックはもちろん現代モードとも相性抜群な、装飾性の高さが魅力的です
ひとつでも存在感は十分、また重ね付けして撮影衣装にもお勧めです
材質:メタル(淡い金古美色)×おそらくオニキス
サイズ:約21号
表面の色のはげや、金属くすみあり