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黒ベルベットにブレード装飾がクラシカルなケープ
1900年代初頭頃を思わせる、アンティークかつゴシックムード漂うデザインのケープです
おそらくハンドメイドで、鈍いラメ入りのブレード使いやフロントの花型留め具、薔薇柄のサテン裏地など細部まで作り手のセンスを感じさせます
また、裏地に丸みのある可愛らしいポケットが付いており、思わず人に見せたくなってしまうほどです
フロントは、花型留め具以外に首元にスナップボタンがひとつ付いております
ブラウスやワンピースなどの上に羽織って、普段着はもちろんフォーマルなお洒落着としてもお楽しみ頂けます
おそらく1980年代以降の物かと思われます
裏地あり
生地 ベロア
カラー 黒
室内撮影では色や質感が分かり難いので、屋外撮影の画像もご参照下さい
サイズ
着丈 前約37cm
肩の作りがコンパクトですので、Sくらいの方に良いかと思います多少の誤差はご了承下さい
着せておりますマネキンは7号ですコンディション
ベロア独特のテカリが数か所あります
おそらく着用数回程度の使用感、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
レオパードのトリミングがコケティッシュなケープ
フェイクファーとは思えないほど、密で豊かな毛並みが贅沢なケープです
襟と裾のレオパード部分が波打つ凝った作りで、首元を結ぶポンポンも1930年代風で可愛らしいアクセントになっています
後ろに向かってゆるやかに長くなるシルエットが横から見ても美しいです
また、両肩に丸みのある肩パットが内蔵されており、自然と女性らしいシルエットが生まれるように作られています
本毛皮と異なり比較的軽く、保存やお手入れも容易なので普段着はもちろん、パーティーなどの羽織りものとして重宝頂けると思います
フロントは、しっかりと爪で留まるフックが首元から3か所ありますので、留めてしまえば大変暖かいです
おそらく1970~80年代頃の物かと思われます
生地 フェイクファー
カラー こげ茶色×レオパードカラー
着丈 前約53cm 後ろ約59cm
ほぼフリーサイズ(S~L)で対応できるかと思います多少の誤差はご了承下さい
おそらく着用数回程度の使用感、目立ったシミ傷等ない良い状態です
1960年代頃のマント
英国ウェールズの伝統工芸毛織物のタペストリー織りを用いた、厳粛かつ伝統的な雰囲気のマントです
ウェールズ政府の品質保証であるドラゴンマークのタグ付きで、1960~70年代頃にこの地方のタペストリー物は大流行したようです
マントという響きだけで郷愁を誘い魅力的ですが、目の詰まった重厚感あるタペストリー織りの色合いの美しさは格別です!
ひざ下まですっぽり隠れるほど贅沢にタペストリー生地を使用できた最後の時代の服飾遺産とも言えそうです
コートなどの上から羽織るのも素敵だと思います
ウールにありがちな虫食いなどもほとんど見受けられず、スペシャルな逸品と申しても過言ではないと思われます
生地 ウール
カラー カーキグリーン×サーモンオレンジ×赤×緑
サイズ平置き実寸
着丈 113cm
レディースS~M相当多少の誤差はご了承下さい
トップボタンのみ交換されており、種類が異なります
若干の使用感がありますが、目立ったシミ傷等なく状態は良い方かと思います
他の画像もご覧になって下さい
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他の画像
1960~70年代頃のマント
黒のウールに赤コード装飾が東欧等の民族衣装のようでもありながら、どこか英国トラッドな雰囲気も醸し出しています
マントという響きだけでも、クラシカルかつ郷愁を誘い魅力的です
目の詰まったウールではありますが比較的軽く、コートなどの上からアクセントとして羽織るのも素敵だと思います
ノーカラーかつフロントが開くので、レースブラウスの襟を出したり、ファーの襟を巻いたりと秋口から春先までお使い頂けそうです
カラー 黒ベースに赤のコード刺繍
着丈 85cm
ボタン留め具の紐部分に若干のほつれあり
1960年代頃のお仕立てコート
戦後の高度成長期真っ只中の日本において、お仕立てをしてくれるテイラー専門店の存在は重要なものでした
お出かけ着や冠婚葬祭時のフォーマル着など、人生の門出には欠かせない一張羅を仕立ててもらいに、人々は出向いたそうです
日本のテイラー職人の技術力は高く、舶来(インポート)の生地やボタンを選ぶところから始まり、出来上がりをさぞや楽しみに待ったことでしょう
こちらは鈍いラメ糸が織り込まれた楕円状ドット柄生地で、大ボタンが1950年ルックの名残りを感じさせるシックなコートです
裏地は背抜き仕様、張りがあり上質で軽い素材なので春秋兼用でお使い頂けます
日本製
裏地あり(背抜き)
生地 おそらくウール
カラー 黒ベースに鈍い光沢のあるラメドット織り
室内撮影で暗く写る場合もあるので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 40cm身幅 58cm
着丈 91cm
袖丈 48cm
Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
画像のような繊維の飛び出しが数か所あります(引きつれのような感じ)
若干の使用感がありますが、目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
1960~70年代頃のお仕立てコート
こちらは、ラメ糸が織り込まれた大きなドット柄に時代感を感じる、シック&ポップなコートです
ビッグイタリアンカラーに大ボタンが1950年ルックの名残りを感じさせます
生地 不明(おそらく化繊混ウール)
カラー 濃いめのチャコールグレーベースにラメグレーのドット織り
室内撮影で暗く写る場合もあるので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 37cm身幅 54cm
着丈 94cm
袖丈 49cm
ボタンが一つ欠損しております
推定1960~70年代頃
サテン地など華美な印象が強いチャイナ服ですが、ウールに色とりどりの花柄総刺繍が1960~70年代らしいエキゾチックな魅力を感じさせます
機械刺繍とは言え、びっしりと施された光沢感のある刺繍は、中々現代では見かけなくなってきました
普段の羽織りものとしてはもちろん、パーティーや撮影衣装としても雰囲気があります
フロントは組み紐が3組ついております
カラー 濃紺ベースに金古美色、光沢のあるコーラルピンクとオフホワイトの花刺繍
欧米人から見たシノワズリといったイメージがぴったり、漢字モチーフが散りばめらたアヴァンギャルドなチャイナジャケットです
サテン地など華美な印象が強いチャイナ服ですが、土着的な朱赤リネンに中国の吉祥文字が配され、真鍮色の押印がシックなアクセントになっております
1980年代頃のものと思われます
アメリカ製
生地 リネン
カラー 朱赤ベース
1960年代頃のケープ
まるでフランス映画のヒロインが着ていそうな、コケティッシュなケープです
大きめの丸襟に白のトリミング、紺×白のコントラストがポップな時代性を感じます
ブラウスなどはもちろん、ワンピースやトレンチコートなどの上から羽織ってもシックで素敵です
ポケット二つあり
カナダ製
1960年代頃の総スパンコールジャケット
波状紋様にびっしりと縫い付けられたスパンコール装飾が圧巻です
水色のニット地ベースにオーロラクリア系スパンの為、煌びやかさの中にもどこか清涼感を感じさせます
詰まり気味のノーカラーに両サイド裾スリットと、良家の子女的嗜好が好まれた1950年代の名残りも漂います
おそらく、アメリカ等に向け香港や上海などで当時作られた輸出用工芸品かと思われ、サイズ表記は40とあります
フロントフックで開閉
生地 ニット素材にスパンコールカラー 淡い水色地にオーロラクリア系のスパンコール
サイズ実寸は平置きで肩幅 38cm身幅 48cm
着丈 52cm
袖丈 40cm
S強くらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
所々に糸のほつれがあります
裏地にシミあり
若干の使用感がありますが、目立ったスパンコールの欠損はなさそうで状態も良い方かと思います
店舗販売、また電話やメールでのお問い合わせで時間差で売り切れる場合がありますのでご了承下さい
採寸についてパンツのウエストは平置き×2で記載しております
◆VERA BOREA
ヴェラボレアはボレア・デ・ブッカリーニ伯爵夫人によって1931年にパリにて設立されたフランスのメゾンで、当時パリの偉大なクチュリエの一人と見なされ、パリのオートクチュールメンバーでした
エレガントなドレスやスポーツウェアへの彼女のアプローチは美的レベルと実用的レベルの両方で独創的で、コピー製品が出回るなどの人気を博しました。
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1950年代頃のVERA BOREAの非常に装飾的なボレロです
ギャザーを寄せたたき縫いし光沢ある装飾テープは、まるで全面にリボンの花が咲いたかのよう!
シンプルかつ高いデザイン性を併せ持つ絶妙なバランス感覚は彼女ならではと言っても過言ではなく、現代のパリコレランウェイを歩いても違和感がありません
パーティーなどの晴れの場に、また撮影・ステージ衣装としても華やかです
生地 化繊カラー 黒
室内撮影では色や質感が分かり難いので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ平置き実寸
肩幅 測定不可身幅 47cm
着丈 33cm
Sくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
長期保管により、両肩付近に若干の色焼け(変色)があります
おそらく着用数回程度の使用感で、目立ったダメージはありません
他の画像にてご確認下さい
19世紀末~20世紀初頭頃のアンティークケープ
花柄織り模様のシルクを使用して作られた小振りなケープです
鈍く浮かび上がる草花の地模様に立ち襟・ガラスビーズ装飾がシックで、フレンチアンティークらしさを存分に感じさせます
シルクの裏地付き
フロントはフックにて開閉
購入先 フランス
生地 シルクカラー 墨黒
着丈 約35cm
ほぼフリーサイズで対応できるかと思いますが、バランス的にはS~Mくらいの方に良いです多少の誤差はご了承下さい
別布のフリル装飾に擦れや破れが多々あります(特に立ち襟)
ビーズの欠損などは見当たりません
ベースの生地は丈夫な為、まだまだ着て頂けます
大変細かいプリーツのシルクシフォンを贅沢に使用して作られたケープです
フロントの長い垂れやケープ部分などに施されたつまみ細工に、丁寧な手仕事ぶりが伝わる、スペシャルアンティークと言っても良い逸品だと思われます
立ち襟に首元のリボン、ケープ部分の手刺繍など現代に置き換えても大変モードな作りで、軽いのですが圧倒的な存在感があります
おそらく当時においても上流階級の方が着ていたのではないかと思われます
ケープ部分のみシルクの裏地付き
生地 シルクシフォンカラー 黒
着丈 約100cm(画像参照)
画像のようなほつれや破れが多々あります
若干の使用感がありますが、致命的なダメージはなく経年の割には状態は良い方かと思います
1950~60年代頃のチャイナコート
1920年代のフラッパーたちが羽織ったような、シノワズリの魅力にあふれたコートです
裏表共に総シルク地を用いられ、前立てや襟周りのステッチは現代もののお土産用チャイナ服とは一線を画した香港製カスタムメイドものです
華美な印象が強いチャイナ服ですが、紺ベースのシルクに中国らしい地模様、銀の織り紋様がシック
生地 シルク
カラー 紺色ベースにシルバーの菊柄織り紋様
スコットランドのGLEN CREE社製モヘアケープ
こちらは赤×黒×白というトラディショナルな配色に、後ろが長いシルエットが美しく、コートの上からも羽織って頂けます
立ち襟、手を出すスリットや裾のフリンジなどに英国らしさが詰まっております
1970~80年代頃の物と思われます
スコットランド製
生地 モヘア52% ウール48%カラー 赤×黒×白
着丈 前63cm 後ろ73cm
フリーサイズで対応できるかと思いますが、バランス的にはS~Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
さほど使用感が感じられず、目立ったシミ傷等なく状態は良いかと思います
他の画像もご覧になってください
1970~80年代頃の東欧風ボレロジャケット
1960年代末創業、ヴィンテージライクなデザインに定評があるフレンチブランド:Rene Derhyのボレロです
東欧の民族衣装を思わせる胸周りの刺繍がノスタルジック
キルティングステッチにパフスリーブ、思い切ったボレロ丈が時代性を感じさせます
簡単に縫い付けられた肩パットあり
生地は二重ですが裏地はありません
生地 コットン・レーヨン混カラー 黒ベースに赤・緑・緑の刺繍
サイズ実寸は平置きで(自然な状態)肩幅 約39cm身幅 53cm
着丈 36cm
袖丈 57cm
表記はSですが、着用感はMくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
腕と背中にステッチのほつれあり
若干の使用感がありますが、致命的なダメージはなく状態は良い方かと思います
1940年代頃のコーデュロイジャケット
太畝のコーデュロイ生地がノスタルジック
ウエストのくびれ、そしてヒップにかけ広がる丸みを帯びたシルエットが女性らしさを感じさせます
かなり中心寄りに作られた縦長スリットポケットにお茶目な遊び心を感じます(ポケットは浅いです)
一つ付けられたカットガラスボタンもシックなアクセントになっております
画像ではお尻にプリーツが施されているように写っておりますが、ただの影でスリット等ありません(ノーベント)
生地 コーデュロイカラー 黒に近いこげ茶
室内撮影では色や質感が分かり難いので、屋外撮影の画像もご参照下さいサイズ実寸は平置きで肩幅 40cm身幅 44cm
ウエストくびれ 42cm
着丈 70cm
袖丈 62cm
両肩に色焼けがあり、その部分が若干茶色味を帯びております
ポケット縫製部分に若干のほつれあり
裏地の両脇に若干のシミ汚れあり(匂いはありません)
使用感がありますが、致命的なダメージはありません
1940~50年代頃の丸襟コート
ツウィードなどウール織りの本場:イギリスらしい、階段を重ねたような模様の凝った生地を贅沢に使用されております
丸襟のコンパクトなシルエットに、英国らしいトラッドさを感じさせます
デザイン性のあるボタンもアクセント
裏地、肩パットあり
イギリス製とのこと
生地 ウールカラー 黒×白サイズ実寸は平置きで肩幅 36cm身幅 46cm
着丈 92cm
袖丈 56cm
S~Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
若干の使用感がありますが、目立ったシミ傷等ない良い状態かと思います
1960年代頃のショールカラーコート
プードルの巻き毛のような純毛生地を贅沢に使用した、重厚感あるコートです
オペラコートのようなシルエットは、1950年代の名残りを思わせるエレガントなライン
ビッグショールカラーが、そぎ落とされた作りにおいてアクセントになっています
フロントはスナップボタンで留めるのみの仕様ですので、お好みのブローチなどを添えても素敵です
生地 ウールカラー 黒×グレーサイズ実寸は平置きで肩幅 39cm身幅 50cm
着丈 99cm
袖丈 50cm
襟にシミあり
裏地にもシミがあります
若干の使用感がありますが、致命的なダメージはありません
1960年代頃のLilli Ann社製コート
◆Lilli Ann◆
Lilli Ann(リリアン)社は、1934年にサンフランシスコにて創業…創業者 Adolph Schuman(アドルフ・シューマン) は、妻の名前 Lillian(リリアン)からそのブランド名をとり、1950~70年代にかけて独創性に富み良質なレディース服を数多く打ち出して伝説のブランドとなる
・・・・・・
こちらはLilli Ann Knit ラインのもの、質の良いウールジャージーをベースに一部をヌバックに切り替えるという、リリアンらしい斬新なデザインが目を引きます!
一目見てリリアン社だとファンはわかるほど、全盛期を迎えていた頃のミッドセンチュリーな趣向はアヴァンギャルドなのにエレガント
フックによりロールアップ襟にも出来、二通りの襟元を楽しめます
共布のベルト付き、裏地あり
生地 ウールジャージー×ヌバックカラー 濃いグレーにアイボリーと黄土色の装飾サイズ実寸は平置きで肩幅 39cm身幅 47cm
着丈 87cm
裏地の脇腹付近にシミあり(脇のシミではありません)
ヌバック部分に小さなシミが数か所あります
襟付近に小さな傷、リペアあり
他の画像にてご確認ください
1950~60代頃のミンク襟コート
所謂オペラコートと呼ばれる類いの中でも、Aラインでハーフ丈かつ珍しい色合いのコートです
変わった凹凸のある格子織りに、飴玉のような巨大ボタンが戦後のアメリカのユニークさを象徴しているかのようです
フリーダムスリーブになった肩の作りにより、女性の体の丸みが可愛らしく誇張されると同時に動きやすくもあります
グレーのミンクファー部分は、裏に付けられたフックによりロールアップ襟にもなります
以前の持ち主の物でしょうか、タティングレース編みの小さなブローチが付属しておりましたのでお付けいたします
生地 おそらくウール 襟はミンクファーカラー ややグレー味を帯びたアンティークブルーサイズ実寸は平置きで身幅 54cm
着丈 77cm
裄丈(首後ろ中心から袖口まで) 約75cm
裏地の脇部分にちょっとしたリペア跡あり
1960~70年代頃の日本製コート
当時の高級デパート:西部百貨店のオリジナルコートです
軽くて肌触りがよい上品な質感の生地に、あえてタイダイ染めという取り合わせが時代性と独創性を感じさせます
糸で装飾されたデザイン性のあるボタンが、スタイリッシュなシルエットに華を添えています
ミンク襟はおそらく後付けと思われ、糸で簡単に縫い付けられております
生地 おそらくウール 襟はミンクファーカラー こげ茶×茶色のタイダイ サイズ実寸は平置きで肩幅 39cm身幅 49cm
着丈 103cm
袖丈 52cm
1970年代頃のニットコート
手編みがまだまだ身近であった時代の、ノスタルジックなロング丈コートです
V字のポケット、やや絞られた袖口、高さのある立ち襟部分など切り替えられた編み方が素朴で、まさにこの世に一点のみの温かみを感じさせます
ボタンの大きさに対して、ボタンホールがやや広めです
裏地なし
生地 おそらく化繊混ウールカラー ピンクベージュサイズ実寸は平置きで肩幅 41cm身幅 50cm
着丈 112cm
袖丈 58cm
多少の毛玉など若干の使用感がありますが、目立ったシミ傷等なく状態は良い方かと思います
1950年代頃のジャケット
おそらくハンドメイドと思われる、エレガントなカシュクールデザインです
ギャザーを寄せ、開きの広い抜き襟に仕立てる事で美しいドレープが生まれます
二重に巻きつけるカシュクールリボン、ダブルカフスに付けられたラインストーンボタンがアクセント
シャリ感のある鮮やかな色合いのオーガンジーが顔移りを良く見せてくれる為、フォーマルやパーティー等華やかな場でも映えると思います
袖以外裏地あり
生地 化繊オーガンジーカラー 表地は群青色、裏地はナス紺サイズ実寸は平置きで
肩幅 約45cm身幅 約47cm着丈 57cm
正確な採寸が難しいデザインです
普段のサイズS~M(なで肩気味)のスタッフが着用して、ややゆとりがありますので、Mくらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
おそらく着用数回程度の使用感
目立ったシミ傷等ありません
古いシャトー(お城)に住まわれていたマダムから引き取った物だそうです
中国式庭園柄の織り模様がおぼろげに浮かび上がる、気品高いシルク地
おそらく、ハンドメイドもしくはお仕立て物でしょう
この時代のニュールックスタイルをベースにしつつも、持ち主のマダムの趣味の良さが偲ばれる、19世紀末風の東洋趣味の影響を感じさせます
ウエスト下にかけて末広がりになった生地を接ぎ合わせることにより、バッスルラインを思わせる大変優雅なシルエットを生んでいます
着丈も後方がやや長めで、ラウンドを帯びた美しい曲線は女性の体の丸みを強調しているかのよう
シノワズリムード漂う刺繍、袖先に向けて細くなったシルエットがエレガントの極みで、袖を通すと仕立てのよさがよく分かります
フロント、袖口には共布のくるみボタンが使われております
肩パット入り
生地 シルクカラー 淡い緑や紫味を帯びたシルバーベースのグラデーションサイズ実寸は平置きで肩幅 36cm身幅 45cm
ウエストくびれ部分 37cm 着丈 66cm
シルクの裏地が全体的に痛んでおります。袖を通される際には指が引っかからないよう注意されて下さい
使用感がありますが、表地には致命的なダメージはありません
1950年代頃のコート
テイラーメイドのタグ付き、戦後のパリモード復活を彷彿とさせるデザイン性の高さを感じさせます
シルクシャンタンにギャザーを寄せることで生まれる、袖や胸元の丸みや立体感が秀逸
あえて五部袖の裏地なしにすることで、グローブと合わせ春先や秋口に着るために作られた贅沢なお仕立てコートです
この年代らしく、身頃はたっぷりとしたオペラコート型で、女性の体の丸みをデフォルメしたエレガントなつくりとなっております
採寸的にはMくらいですが、Sの方がゆったり気味で着られても良いかと思います
両サイドポケットあり
生地 シルクシャンタン
カラー 鈍い光沢のあるチャコールグレー
オフホワイト地に鮮烈な黒の刺繍が効いたチャイナコート
裏表共に総シルク地を用いられ、機械刺繍ながら細かなステッチは現代もののお土産用チャイナ服とは一線を画しております
白黒バイカラーにターコイズのトリミングがダイナミック!
中国娘のふくよかな面立ちが、えもいわれぬ桃源郷のような東洋趣味を感じさせます
詳しい製作年代は分かりかねますが、おそらく1980年代以前のものかと思われます
フロントは組み紐が5組ついております
カラー オフホワイトベースに黒、濃いターコイズブルーのトリミング
1930~40年代頃のメディカルコート
医療・キッチン関係の制服を扱っているメーカーとしてはフランスで最古の歴史を持つ「Duthilleul &Minart」社製の作業用コート
デザインからして、おそらく医療関係に従事した女性が羽織ったものと思われます
アンティークブルーの胸元のロゴ刺繍がボンシック
肩ギャザーの寄せ方や襟の形状・袖の折り返しが1930~40年代らしさを感じさせます
フロントを閉じても開けても着て頂けます
生地 コットン
カラー 白
1900~10年代頃のウールジャケット
ヴィクトリア女王が長く喪に服していたヴィクトリア期の流行の名残を思わせる、黒一色に花刺繍がシックなジャケットです
スタンドカラーに胸元のタック、飾りボタンがエレガント
コルセットから女性が解放されつつあった時代のものと推測され、1800年代に比べるとウエストに多少ゆとりがみられます
素朴なコットンの裏地とのコントラストも、大変面白いと思います
一世紀以上経過したアンティークにしては、奇跡的に良い状態を保っております
丁寧に扱えば着用も可能ですし、実際着用せずとも服飾の歴史資料やコレクションとしての価値もあると思います
裏地あり(コットン)
購入先 フランス生地 ウール 胸当て部分はシルク
1880~90年代頃のウール織り柄ジャケット
ヴィクトリア女王が長く喪に服していたヴィクトリア期の流行を思わせる、黒一色にビーズ装飾がシックなジャケットです
スタンドカラーに胸元のタック、立体裁断になった袖がエレガント
フロントにボタン等をあえて出さずに、内側のフックで全て留めるといった、かつての美意識が感じられます
この頃の女性はコルセットでウエストを絞っていた為、ウエストの作りが極端に細いです
可愛らしい花柄の裏地とのコントラストも、大変面白いと思います
購入先 フランス生地 おそらくウール
1950年代頃のショート丈ジャケット
おそらくハンドメイドと思われる、丁寧なつくりが可愛らしいジャケットです
ポケットの形状やリボン、丸みを帯びた襟などがさりげなく凝っています
ギンガムチェックにショート丈が清楚な印象
ジュニア用なのでしょうか、、、小柄で華奢な女性におすすめです
カラー 白×黒
1910~20年代頃のコート
ジャポニスムの影響を感じさせる、着物の合わせのようなカシュクール仕様です
大きな襟の波打つようなドレープ、レッグオブマトンスリーブを思わせる袖の立体縫製等、今見ても斬新でモダンなデザインが素晴らしいです
アールデコへの移行期を象徴するような羽織りで、実際に着用されるのは勿論、服飾資料としても価値があります
フロントボタン一つと、内側で結ぶリボンにて開閉
ポケットなし
購入先 フランス生地 レーヨン
昭和38年製(1963年)
老舗高級デパート、東京そごうのお仕立てジャケット
高級感あふれるアラベスク風織り柄が使われ、レディーライクな印象
襟の合わせが着物のような凝った縫製になっており、ボタンも比翼で隠れるなど、ハイセンスなデザインです
フロントリボンがアクセント、内ポケットには仕立てた年月と依頼主が記載されたタグが縫い付けられております
生地 不明(ウール混シルクのような張りのある生地感)
カラー 墨黒(黒とチャコールグレーの織り 鈍い光沢あり)
1950~60年代頃のコート
ウール×ファーのエレガントなコートは、戦後流行したエレガントな女性像の象徴
こちらは、顔映りのよいうぐいす色ベースで、重過ぎず着やすいミドル丈です
襟のミンクファーは、自然な色合いが生かされ、襟後ろの白い部分がアクセント
フロントのステッチや緑のボタンが効いています
生地 ミンクファー×ウール
カラー アンティーク調うぐいす色
1940年代頃のコート
花柄の織り生地に、フロントのアールデコ風パイピング切替が珍しいデザイン
裏地に手縫い部分も多いことから、おそらく職人により丁寧に仕立てられたものかと思われます
秋から春にかけて軽く羽織れ、パーティー時などエレガントな装いにも合います
袖のカッティングやイタリアンカラー等、随所にこの時代らしさが感じられます
フロントフック2つで開閉
裏地あり(レーヨン)
生地 不明(鈍い光沢、高級感ある織り生地)
カラー アンティークローズベースに薄ピンク・アイボリー・ミントの草花模様
1930~40年代頃のナイトガウン
鈍い光沢のある花柄の織り地が大変エレガントなガウンです
裏地の織りの立体感からも、上質な織り生地であることがうかがえます
肩のタックの寄せ方などが斬新で、やや張った形状の肩に時代性を感じます
レーヨンの落ち感が体の線を美しく見せ、後姿のプチリボンも愛らしいです
デザイン性が高く、いわゆる透けたナイトガウンではないので、現代ならばお洒落着用のコートとして着られてもよいかと思います
袖は七分くらい、フロントはボタンで開閉
購入先 フランス生地 おそらくレーヨン
カラー 茶色味を帯びたオレンジに、薄ピンクとベージュの花柄織り
1950年代頃のナイトガウン
化繊の機械編みレースながら、現代のレースにはない上品さと豪華さにより、戦後モードの華やかさを感じさせます
裏地の鈍い光沢のあるサテンが花柄レースから美しくのぞいて肌色を明るく見せます
スカラップ仕立てのマキシロング丈で、いわゆる透けたナイトガウンではないので、現代ならばお洒落着用のコートとして着られてもよいかと思います
袖は七分くらい、フロントはスナップボタンとフックで開閉
購入先 フランス生地 化繊レース
カラー アンティーク系ピンク
シルクリボンを編みこみ、格子柄に仕立てた大変手の込んだ生地が使われています
現代でこの生地を再現し、コートに仕立ててもらったなら相当な額になるでしょう
シルクリボン独特の鈍い光沢、ツイードコートとは異なる軽やかさと高級感が漂います
デザイン性は高いのですが、あえて普段着としてサラリと羽織ると素敵です
カラー 紺色ベースに青・紫・グレーの格子柄で、光の当たり具合でシルバー味を帯びて見えたりします
1930年代頃のコート
柔らかいコットンの質感からすると、もしかしたら室内着の羽織りだったかもしれませんが、美しいシルエットですので外着のコートとしても良いと思います
ウエスト下と背中タックにより生まれるテントラインが、今見ても色褪せません
フロントの太目のボウタイは、結び方により様々な表情が生まれます
ボタンは後年付け替えられたようで、二個スペア用もついております
肩パットなし
フロントボタンは全て比翼
両ポケットあり
購入先 フランス生地 フランネルのような柔らかいコットン
カラー オフホワイトベースに赤と墨黒のストライプ
サイズ平置き実寸肩幅 35cm身幅 おおよそ46cm
着丈 96cm袖丈 57cm
トルソーは7号ですコンディション
使用感があります
袖にリペアあり
両脇に汚れあり(脇シミではありません)
薄いシミが数箇所あります
鈍い光沢のあるテープをネット上に花の形状に留めつけた、大変凝った装飾コートです
裏地の色が透けることで、アンティークレースのような奥行きのある佇まいを感じませます
普段には勿論、パーティ等での羽織物としても存在感があります
フロントにボタンやフックなどない、羽織り型
購入先 フランス生地 化繊
カラー ピンクベージュ
サイズ平置き実寸肩幅 43cm身幅 おおよそ54cm
着丈 109cm袖丈 56cm
背中に1cm程度のネットの破れが二箇所
襟、袖口、フロント、背中にかけて施されたループ状の装飾や、沢山のだましボタンがモード隆盛期のシックな時代性を感じます
裏地は総シルク、表地は当時最先端のレーヨンが使われ、黒一色ながら雰囲気あるカシュクールコートです
肩が若干横に張り出したシルエットは当時ならでは、落ち感のある素材により女性らしさも感じさせます
肩パットあり
裏地あり(シルク)
サイズ平置き実寸肩幅 40cm身幅 47cm
着丈 108cm袖丈 61cm
裾付近に小さな傷・リペアが二箇所、小さなシミが数箇所あります
使用感がありますが目立ったダメージはなく、経年の割には状態は良い方かと思います
立ち襟気味の襟元にフィット&フレアのシルエットがまさにニュールック!
胸付近まで丸みを持たせるパットが内蔵され、立体裁断や袖先にかけて細くなる女性らしいシルエットがエレガントです
絣状の織り生地、デコラティブな硝子ボタンなど使われている素材も当時のパリモードの復活を感じさせます
フロントと後ろのリボンは縫い付けてあります
おそらく仕立て物かと思われます
購入先 フランス生地 ウール
カラー グレージュ
肩幅 36cm 身幅 44cm
ウエストくびれ付近 36cm
着丈 109cm
袖丈 63cm
裾付近に小さなリペアあり
背中に小さなシミあり
裏地にシミ、生地の目開きあり
大きなイタリアンカラーにドルマンスリーブが戦後の華やかな女性らしさを感じさせます
菱形状のマチをとった脇、ストライプの織り生地をバイアスにとるなど、細かい部分に女性の体の丸みを出す工夫が見られます
カラー チャコールグレー×オフホワイトのバイアスストライプ
サイズ平置き実寸身幅 51cm
着丈 45cm
裄丈(首後ろ中心から袖口まで) 54cm
若干の使用感がありますが、目立ったシミ傷等ない良い状態です
1960年代頃のコート
丸襟にAラインのシルエットがこの時代らしい、清楚な可愛らしさを感じます
後ろのヨーク下からとられたボックスプリーツが修道女のようでクラシック
しっかりとしたヴェルヴェット地に、大きなくるみボタンがアクセントになっております
購入先 フランス生地 ヴェルヴェット
サイズ平置き実寸肩幅 42cm身幅 58cm
着丈 100cm袖丈 50cm
ボタン1個欠損
ヴェルヴェット独特のテカリが数箇所あります
小さなはげが1箇所あります
使用感がありますが、経年の割には綺麗な方かと思います
生地をバイアスにとり、腰下後ろは末広がりにカットされた生地を複数接ぎ合わせることでバッスル状に広がるエレガントなシルエットになっております
ポケット部分のボタンはだましで、ポケット裏地のみが黒のドット織り生地を使うなど、遊び心にあふれています
前立てのボタン位置がわざと中心から横にずれたアシンメトリーなデザインがアヴァンギャルド
肩パット入り(裏地の内側に縫い付けられております)
サイズ平置き実寸肩幅 41cm身幅 50cm
着丈 108cm袖丈 55cm
裏地にシミ・擦り傷あり
若干の使用感がありますが、表面は目立ったダメージはなく状態は良い方かと思います
横に張り出した男性的な肩と、Xラインのシルエットが時代性を感じるコートです
襟とフラップ部分の、羊の巻き毛のようなニット地がアクセント
戦時下、物資のない中のささやかなるお洒落心が感じ取れます
カラー 黒 襟とフラップは霜降りグレー
サイズ平置き実寸肩幅 46cm身幅 47cm
ウエストくびれ部分 43cm
着丈 101cm袖丈 56cm
M強くらいかと思います多少の誤差はご了承下さい
襟とフラップのフェイクファー風生地に数箇所禿げがあります
小さな虫食いあり
裏地にシミ・汚れ・傷が多々あります(匂いはありません)
使用感がありますが、表面は目立ったダメージはありません
1970年代頃のコート
襟とポケットのベルベットがトラディショナルなチェスターコート
ボタンもベルベットを用いており、後ろのベルト仕様がシックです
さほど重さがなく実用にも向いております
両サイドはスリットポケット(ベルベットのフラップはだましです)
裏地あり生地 ウール(アルパカ混)
カラー 黒×ベージュの千鳥格子 ベルベットは茶色
サイズ実寸は平置きで肩幅 36cm身幅 45cm着丈 100cm袖丈 51cm(やや短め)
高級毛皮アストラカンに似せた毛並みの、フェイクファーコートです
重厚な素材感があるフェイクファーで、普段着は勿論フォーマル用の羽織としても上品です
アールデコ風の凝ったダブルボタンがモダン
左右にポケットあり
裏地あり生地 フェイクファー
サイズ実寸は平置きで肩幅 43cm身幅 51cm着丈 99cm袖丈 54cm
1940~50年代頃のコート
ソルト&ペッパー風の粒状織りがシックな八分袖コート
ダブルの袖口、ラウンドになった大きい襟、フロントのリボンが上品です
フロントボタンは比翼で、留めると表には出ないデザイン
裏地あり生地 不明(レーヨンのような落ち感がある、上品な生地)
カラー シルバーグレー
サイズ実寸は平置きで肩幅 41cm身幅 55cm着丈 104cm袖丈 50cm
ボタンにひびが入り、割れそうです
首元に小さなシミあり
襟後ろに若干の黄ばみあり、着用すると隠れます
裏地首部分と両脇に若干のシミあり、匂いはありません